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結婚式/パーティー

2023.07.24

結婚式の招待状への返信方法!マナーと書き方のコツ

結婚式の招待状への返信方法!マナーと書き方のコツ

結婚式の招待状が届いたとき、あなたはどのように返信しますか?
結婚式の招待状への返信はただ単に出席するか欠席するかを伝えるだけではなく、あなたのマナーと人間性を反映する機会でもあります。
この記事では、結婚式の招待状への返信のマナーと書き方のコツ、返信のタイミングや欠席の場合の返信方法、そして万が一返信が遅れてしまった場合の対処法について詳しく解説していきます。
誰もが感心するような返信の書き方を身につけましょう。

結婚式の招待状への返信マナー

結婚式への招待状に対する返信は、出席する意思を伝えるだけでなく、祝福の気持ちや敬意を示す大切な手順です。
正式な返信の際には、マナーを守ることが重要です。

返信する際には万年筆や毛筆で

黒は日本の伝統的な色の一つであり、結婚式のような慶事では、敬意を示すため、そして縁起を良くするために使用されます。
色は必ず黒を使うようにしましょう。
返信する際の使用するペンはボールペンが主流になっていますが、万年筆や毛筆で書くのが正しいマナーになっています。

返信はなるべく早めに

結婚式の招待状が届きましたら、1-2日以内に返信するよう心がけましょう。
遅くても1週間以内に返信してあげることで新郎新婦に迷惑が掛かりにくいです。

欠席の連絡をする際の注意

前述したように返信の速度はなるべく早めに連絡をするように記載しましたが、欠席する際は1週間程度時間を空けてから返信するようにしましょう。
ただし期限ぎりぎりに返信というのも迷惑になってしまいますので遅すぎない様にも気を付けましょう。
日程が決められない場合は、欠席で返信するようにしましょう。

書き間違いなどの修正する場合

書き間違いをしてしまった場合は2重線で修正をするようにしましょう。
修正する際は、定規を使ってきれいに線を引くようにしましょう。

句読点や忌み言葉、重ね言葉を使わない

結婚式など慶事のマナーとして祝い事の場において句読点や忌み言葉、重ね言葉は使用を避けるべきです。

忌み言葉(いみことば)別れや不幸を連想させる言葉。
例)終わる、別れる、折れる、切る、忙しい など
重ね言葉結婚式という一度きりの大切なイベントにおいて、再婚などを想起させるため。
例)重ね重ね、度々、いよいよ、どんどん、日々 など
句読点区切りや、終わりを意味するので、縁起が悪くなってしまいますので使用しないように気を付けましょう。

以上が結婚式への招待状の返信の基本的なマナーです。
ただし、丁寧さと敬意を持って返信すれば、必ずしも一定のフォーマットに従う必要はありません。
感謝の気持ちと共に、自分らしい返信をすることが大切です。

書き方の基本

招待状への返信の際には、大まかなマナー以外にも注意点がいくつかありますので、確認していきましょう。
以下に基本的な書き方を示します。

宛先や敬称を訂正しましょう

「御」や「御芳」などの敬称を含む語句は二重線を引いて消し、心からのメッセージを添えることが推奨されます。出席の意思表示に関わらず、これは一貫したマナーとなります。
ハガキの裏面に記載された「御出席・御欠席・御芳名・御住所」などの「御」や「御芳」を含む言葉は、二重線で消去しましょう。
また、招待への感謝とお祝いの気持ちをより強く表現するために、文字を二重線で消す代わりに『寿』と書いて消す、いわゆる『寿消し』も一つの方法です。ただし、『寿』という言葉は相手への祝福の表現であるため、自己の名前や住所については二重線で消去するのが適切です。
2重線はすでに説明した通りきれいに線を引きましょう。
また、出席の意志を示す部分に、「喜んで(慶んで)」や「させていただきます」といった言葉を追加すると、より敬意のある印象を与えることができます。

新郎新婦へのメッセージを書きましょう

出席の〇をつけ、記載項目を書き終えたら、新郎新婦へのお祝いや喜びのメッセージを書くのがオススメです。
もし、メッセージ欄が無ければ空いているスペースにメッセージを書いてもよいとされています。

(例)

「お二人の新しい門出を心より祝福しております これからも末永くお幸せに」
「お二人の笑顔がこれからもずっと輝き続けますように 温かな家庭を築かれることを願っています」
「幸せな結婚生活を送れますように いつまでも健やかで幸せいっぱいの毎日を送ってください」

連名で招待された際について

連名で届いた場合、【御芳名】の欄には出席する人全員の名前を記載しましょう。
子供を連れて行く場合は、新郎新婦に事前に確認してから、名前を書くようにしましょう。

アレルギー欄の記入

結婚式の楽しみの一つとして料理がありますよね。
食物アレルギーを持つ人々でも、多くの会場では食事メニューの変更を受け入れてくれます。
新郎新婦が結婚式の準備で多忙な時期にいることを考慮して、あまり手間をかけたくないと感じるかもしれません。
しかし、披露宴を存分に楽しむため、そして新郎新婦に不要な心配をさせないためにも自分のアレルギーについて伝えることもマナーです。

(例)

「申し訳ありませんが小麦へのアレルギーがあるため配慮していただけると幸いです」
「ご配慮ありがとうございます 甲殻類アレルギーがあります よろしくお願いいたします」

「よく火を通してあると食べられる」「出汁やエキスは大丈夫」など詳細に書いておくと親切です。

アレルギーがない場合でも、それが明記されていないと、記入を忘れたのか、それとも本当にアレルギーがないのかを判断するのが難しくなります。
そのため、一言で良いので記入しておくことが推奨されます。その時に、配慮を感謝する言葉を添えると、より印象が良くなります。
例)ご配慮頂きありがとうございます。アレルギーはありません。

この形式を守りつつ、自分の感謝の気持ちや祝福の言葉を伝えることが大切です。
また、記入する際には自筆で、きれいな字で書くことを心掛けてください。

欠席の場合の返信

残念ながら結婚式に出席できない場合でも、招待状に対する返信はマナーとして必要です。返信の際には以下のポイントに注意しましょう。

敬称を訂正し忘れないようにしましょう

欠席の場合も敬称を訂正し忘れないように気を付けましょう。
また、欠席にも〇をつけ忘れないようにしてください。

欠席しても祝電を送りましょう

やむをえず欠席をしたとしても、結婚式には祝電を送ることをお勧めします。
祝電は一般的には1カ月前から送ることができますので送り忘れないようにしましょう。
豊富な種類があるので新郎新婦に合った祝電を選びましょう。

代理人について

基本的には相手から依頼されない限り代理人は必要としません。
新郎新婦から依頼された場合は代理人を呼ぶ必要があります。

以上のように、丁寧な表現で欠席の旨を伝え、同時に新郎新婦への祝福の言葉を忘れずに書きましょう。
結婚式は大切な人生のイベントですので、自分が出席できないことに対する敬意と理解を示すことが重要です。

返信が遅れた場合の対処法

招待状の返信が遅れてしまった場合、慌てずに対処するようにしましょう。

すぐに返信する

招待状の返信期日を過ぎてしまった場合、まずは速やかに主催者に連絡を入れ、お詫びと返信の遅れについて説明することが重要です。その際には、返信の遅れをお詫びし、できるだけ具体的な理由を説明し、今後の出欠の予定についても明確に伝えます。

電話での連絡

簡単に会えない距離であれば、すぐに確実に連絡を取れる電話が効果的です。お詫びと出欠の返事を伝えましょう。電話をかける際は、相手が電話に出られる時間帯を考慮してください。

メールでの連絡

電話が難しい場合には、メールやメッセージを使用することもできます。

メールは文字だけで相手に伝わるので、簡潔すぎる文章は感情が伝わりにくい場合もあります。表現には十分に気をつけ、敬意を持って書くことが重要です。送信する前に、必ず内容の確認を行い、誤字脱字や文脈の間違いがないか確認しましょう。

直接連絡を入れた場合も返信ハガキを送る

電話やメールで予め出欠の回答を伝えたとしても、返信ハガキは必ず手続きを経て返送しましょう。
招待状に対する返事が電話であったからと言って、「返信ハガキは必要ないかもしれない」と思うのは避けましょう。
招待状は新郎新婦が時間と費用をかけて作成したものであり、返信ハガキもその一部です。
さらに、新郎新婦は返信ハガキを基に最終的な出席者数を確認するなどの準備を行います。そのため、返信が遅れてしまったとしても、新郎新婦の結婚式の計画が円滑に進むためにも、期日を過ぎていたとしても必ず返信ハガキを送りましょう。

招待状への返信が遅れてしまった場合でも、迅速かつ丁寧な対応を心掛けることが大切です。
それにより、新郎新婦との良好な関係を保ちつつ、自身のマナーを示すことができます。

あなたが結婚式に招待されたとき、招待状への返信は非常に重要なステップです。
それは新郎新婦への敬意を表すだけでなく、自身のマナーを示す良い機会でもあります。
本記事を参考に出席の意志を丁寧に伝え、新郎新婦の大切な一日を祝福しましょう。
最万が一返信が遅れてしまった場合でも、落ち着いて対処し、新郎新婦への尊重と理解を示すことが大切です。

結婚式は人生の大切な節目です。あなたがその一部となることで、新郎新婦の喜びをより一層深めることができます。